1年生の生活

3年間共に過ごす仲間との最初の1年。ホームルームづくりを大切にしています。

1年生の授業はクラス単位が基本です。入学早々の体育祭。秋の大イベント和光祭。そのほかの行事も目白押し。各クラスにはクラス運営組織がつくられ、行事や生活について話し合いを重ねます。クラスの仲間といっしょに高校生活の土台をつくりあげていく1年間です。

土方エレナさん
土方エレナさん

学校生活について

私が和光での高校生活を一言で表すと「楽しい」という言葉に尽きます。初めはどうなるんだろうと思いましたが、クラスの人と一緒にいて話していくうちに仲が深まり、段々とクラスが自分の中で落ち着く場所になっていきました。クラスでも部活でも生徒同士が話しあう環境があるので、上下関係が一切なく楽しいです!また生徒が先生ととても仲が良かったので驚きました!クラスや委員会などで物事を決めている時も先生はほとんど口出しをすることがないので、先生が生徒の思いをしっかりと受けとめた上で文化祭などを実行しています。

それは授業にも表れていて、【先生「対」生徒】で進めるより【先生「と」生徒】で一緒に作りあげていると感じます。日々の授業は、クラス全体が先生とコミュニケーションを取りながら学んでいます。もちろん毎日アクティブな授業というわけではありませんが、先生が喋って生徒がひたすら板書を書き写して問題を解くような授業は少ないです。数学では1人でも理解していなければ、先生は一生懸命何回も説明をしてくれます。体育の授業では先生がクラスのみんなに「どのように」学びたいかを問い、運動が苦手な人がどう参加できるかを生徒と先生で工夫します。選択授業の音楽では、退屈な楽譜を読みクラシックの曲を聴くだけの授業とは異なり、自分たちでバンドを作り発表するなどして様々なジャンルの曲に挑戦します。苦手な教科をマスターしていく人を沢山みていると、先生は生徒と「共に」成長の道を歩んでいると感じます。

とにかく、和光は「楽しい」が詰まっている学校、失敗を積み重ねて、学んで、の繰り返しを楽しいなと思えてくる、そんな学校です!

郡山 陸 さん
郡山 陸さん

生活の中心は議論し、話し合うこと

和光高等学校は学校の行事で沢山の話し合いをします。文化祭ではクラス毎に一つずつ企画をするので、クラス毎にそのコンセプトを決めることができます。私たちのクラスでは、来てくれる人に楽しんでもらうのか、それとも自分たちが楽しむのか企画の方向性から決めていきました。そこからやりたい企画を出し合い、その企画の良いところ、悪いところ、予算としてやり切れるのかなどを含めて考えてゆき、クラスとして一つの企画を作りました。

またクラスのHRでは席の決め方やクラスの体制なども話し合います。提案される原案を元に質問意見を取り、修正案を出し、更に話し合いを重ねていきながら自分たちのクラスを自分たちで作ります。

そしてこの一連の流れは、クラスのみならず学校作り全体でも生徒が中心となって行われています。先生たちからこうしなさいなどと言われてやるよりも、自分たちで作ることで納得できるものができ、生徒一人一人の目線に立って学校を作っていけるので学校生活がとても充実できると思います。

そして議論し合い、話し合う中に沢山の学び、気づきがあります。自分の気持ちをうまく説明し相手に伝えることがどれだけ大切なことなのかや、話し合っていく中で、自分が普段見ている視点とは全く異なる視点で物事を捉え、考えることで自分の中に新しい考えを見つけていくことなどです。

このことを普段から意識せず、することができれば、自然と語彙力が高くなったり、プレゼン力が身についてゆくのだと思います。自分はまだまだ上手くできないのでこの力を身につけたいと思っています。

高校1年生の時間割の例

1年生の時間割テーブル
※コロナ感染対策のため時程を変更して授業を行っています。

1年生の選択講座

1年生には必修選択講座として芸術選択1枠が設けられています。次の4講座から選択をします。

美術

美術Ⅰ

演劇

ドラマ・映像表現

書道

書道Ⅰ

音楽Ⅰ