生徒会活動

和光高等学校では、12名の執行委員が執行機関として生徒会活動をリードしています

各クラスから選出された2名の中央委員が、要求やクラブ承認などについて話し合い、議長団が年3回の生徒総会と中央委員会の議事運営を行います。クラブ活動では、クラブ長会議が開かれ、三役が中心となり、クラブ予算や、新歓オリテについて話し合います。

生徒会組織図

  • 生徒総会

全校生徒がそろって話し合う場で、和光生徒会の最高決議機関です。2月に年間活動方針と体育祭実施方針、6月に体育祭実施総括と文化祭実施方針、12月に年間活動総括と文化祭実施総括について話し合います。

  • 中央委員会

各クラスから2名選出される中央委員は、和光高校生徒会の日常的な決議機関です。総会の議案所論議をリードしたり、生徒会員から出てきた要求項目について話し合ったり、新サークルを承認したりしています。

  • 学校協議会

学校と生徒会の二者による協議機関です。1994年に始まり、毎年3、4回開かれます。生徒会からは、施設要求や選択授業にかかわる要求など、和光生活をより充実させるための提案がされ、学校からも生徒会へU字溝清掃の提案などがあり、一緒に学校づくりを進めています。

生徒会長:川邉 佑介さん

生徒会長から

 和光高校の特徴の一つとして、生徒中心の自治が挙げられます。

 生徒一人一人が行事の内容や、クラブ活動など普段の学校生活に至るまで、自分達でつくり、話し合い、活動内容やルールを決めています。自分たちで考え、話し合い、決定し、その責任を果たすことで生徒中心の自治が成り立っています。正解はありません。自分達で答えをつくっていくのが他では味わえない和光の生徒中心の自治です。

 その中で、全生徒が自分の立場や意見を様々な機会で発信する事ができます。そこには様々な立場や考えを持つ人がおり、多種多様な意見が出ます。それらを切り捨てる事なく、生徒会活動の軸を制定し、生徒会の運営を行うのが執行委員会の仕事です。

 今年度の執行委員会は「協調性」を掲げて活動しています。

コロナ禍という先行きが見えない中でもできる事から、挑戦を躊躇わずに活動し、多種多様な立場や意見と共に全校生徒と生徒会活動を下から支える存在として活動しています。

川名 彩音さん
川名 彩音さん

生徒会議長から

 議長団は、和光の生徒会活動の要である「中央委員会」や「生徒総会」の議事運営を行う組織です。

 中央委員会は、生徒会の方針や要求、新設クラブ・サークルの承認など、多岐にわたる議題について審議し決議する場です。それら議題をHRへ持ち帰り、クラスの意見を吸い上げるのが各クラスの中央委員です。

 生徒総会は全校生徒が集まり、中央委員を介してではなく直接全校に皆が持っているそれぞれの想いを発信することができる場です。一年間を通して特に全校に関わる重要な議題を扱います。

 和光の生徒会では、生徒が持つどんな意見でも、日常生活にまつわることから行事まで様々なことを反映させることができます。議長団は執行委員会と生徒の間を繋ぐ架け橋となり、生徒の皆の想いを生徒会全体に反映させるためのサポートをする組織です。それぞれの想いが一方通行とならないよう、誰もが持っている沢山の声を発信できて、その声に皆が耳を傾けられるような「中央委員会」と「生徒総会」を創れるよう日々活動しています。